外構工事開始。まずは3社で相見積もり。ここまで価格差があるとは・・・

2020年3月15日外装工事, 建築, 新築計画

家の引き渡しが終わったので次は外構工事です。😀
ハウスメーカーの秀光ビルドから外構工事業者を紹介してもらう事も可能(一応仲介手数料はかかりませんが、見積もり上わからないように手数料が乗っているかは不明)ですが自身で手配する事も可能
一応、秀光ビルド担当K氏のお勧め(デザインセンスが良いとの事)の園芸業者、自身でピックアップした2業者の計3業者で合い見積もりし価格面で検討しました。

見積条件は以下の通り

条件は以下の通りです。
・家の前に2台の駐車スペースと屋根
・道路から玄関までタイルアプローチ(6m程度の長さ)
・ポスト(門柱)
・リビング前に高さ2m×幅10m程度の目隠し壁
・目隠し壁と道路の間に土間コンクリ(2m×8m程度)
・北側の家との境界に高さ2m×長さ16m程度の高さの目隠しフェンス
・植栽(シンボルツリー)4本
・植栽(シンボルツリー)のLED
・犬走部分に砕石
・家の裏勝手口部分に2m×4m程度の土間コンクリと屋根
・ウッドデッキ2.5m×7m程度
・値段によっては3m×3m程度の物置造設

上記図面と3Dパースは3DマイホームデザイナーPRO9でシンスケが作成したものです。
先ほどの要望に合わせこの図面と3Dパースを業者に渡しました。

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比較業者は以下の3社

今回”外構工事”でネット検索し上位に出てくるガーデンプラス(エクスショップ)、近くにあるホームセンターのカインズ、秀光ビルド担当K氏お勧めの個人園芸業者の3社に見積もってもらいました。

見積もりとデザインは以下の通り

見積もり価格とデザインが次の通り。
※なおガーデンプラスは図面の著作権が~と記載があったためUPしていませんがイメージとしてはシンスケが作った3Dパースと図面とほぼ同じ、カインズに関してはそもそも図面はありません。

ガーデンプラス(エクスショップ)

ガーデンプラスは外構関連で検索すると上位に上がってくる全国展開している外構業者。
エクスショップで外構材料を販売し、それらの施工を請け負っているのがガーデンプラスの様です。
本社は神戸ですが全国の提携外構業者を通じて全国どこでも注文できるようです。

ガーデンプラスの見積もりはほぼこちらの要望が通っています。
加えて一番安い!!
ガーデンプラス良いところは必要に応じて部材だけの購入が可能な点です。☝
シンスケはそこそこDIYができると自負していますので、ウッドデッキと芝生もしくは人工芝、ダストボックス、各種照明の配線を自身で行うので部材のみの購入とし、作業費を大きく削りました。😀

さらに、価格が安くなっている部分の理由としては北側隣家との境界に設けるアルミフェンスが、ガーデンプラスオリジナル商品でこれがかなり安い。💦
幅14m×高さ2mのアルミフェンスを独立基礎で設けても265,506円は安すぎです。✨
加えて今回はプレゼント企画で子供の数だけ植栽の苗木をプレゼントしてもらえるとか。
苗木もかなりの種類から選べるようなのでそこも引かれたポイントでした。😀

欠点としては、リビング前の目隠し壁の費用です。
CP型枠ブロック造でこの価格はかなり良心的と思いきや、確認すると構造計算費用は含まれていなかったり、内部に重点する物がモルタルのままだったりでした。
CP型枠ブロックは一般的なブロックより内部が大幅に空洞になっており、内部にコンクリートを流し込みます。
そのため見た目は一般的なブロック積みですが強度が高くコンクリート造とみなされる為、用途としては土留用の擁壁が主です。
通常ブロック積みでは以下のように制限を受けますが、CP型枠ブロックの場合、構造計算により構造耐力上安全であることが確認できる場合はブロック積みの仕様基準の制限を受けません。

令第 61 条
組積造のへいは、次の各号に定めるところによらなければならない。
一 高さは、1.2 メートル以下とすること。
二 各部分の壁の厚さは、その部分から壁頂までの垂直距離の 10 分の 1 以上とすること。
三 長さ 4 メートル以下ごとに、壁面からその部分における壁の厚さの 1.5 倍以上突出した控壁(木造のものを除く。)を設けること。ただし、その部分における壁の厚さが前号の規定による壁の厚さの 1.5 倍以上ある場合においては、この限りでない。
四 基礎の根入れの深さは、20 センチメートル以上とすること。

令第 62 条の 6
コンクリートブロツクは、その目地塗面の全部にモルタルが行きわたるように組積し、鉄筋を入れた空胴部及び縦目地に接する空胴部は、モルタル又はコンクリートで埋めなければならない。
2 補強コンクリートブロック造の耐力壁、門又はへいの縦筋は、コンクリートブロックの空胴部内で継いではならない。ただし、溶接接合その他これと同等以上の強度を有する接合方法による場合においては、この限りでない。

令第 62 条の 8
補強コンクリートブロック造の塀は、次の各号(高さ 1.2 メートル以下の塀にあつては、第五号及び第七号を除く。)に定めるところによらなければならない。ただし、国土交通大臣が定める基準に従つた構造計算によつて構造耐力上安全であることが確かめられた場合においては、この限りでない。
一 高さは、2.2 メートル以下とすること。
二 壁の厚さは、15 センチメートル(高さ 2 メートル以下の塀にあつては、10 センチメートル)以上とすること。
三 壁頂及び基礎には横に、壁の端部及び隅角部には縦に、それぞれ径九ミリメートル以上の鉄筋を配置すること。
四 壁内には、径九ミリメートル以上の鉄筋を縦横に 80 センチメートル以下の間隔で配置すること。
五 長さ 3.4 メートル以下ごとに、径九ミリメートル以上の鉄筋を配置した控壁で基礎の部分において壁面から高さの5 分の 1 以上突出したものを設けること。
六 第三号及び第四号の規定により配置する鉄筋の末端は、かぎ状に折り曲げて、縦筋にあつては壁頂及び基礎の横筋に、横筋にあつてはこれらの縦筋に、それぞれかぎ掛けして定着すること。ただし、縦筋をその径の 40 倍以上基礎に定着させる場合にあつては、縦筋の末端は、基礎の横筋にかぎ掛けしないことができる。
七 基礎の丈は、35 センチメートル以上とし、根入れの深さは 30 センチメートル以上とすること

要は頑丈なため、高く積むことができたり、見た目良くできたりするわけです。
今回リビングから見える目隠し壁は見た目にこだわりたかったので色々な制限を受けずに済むCP型枠ブロック造は助かります。😀
ただし、通常CP型枠ブロック造の費用はやはり一般的なブロック積壁よりは割高になります。💦
また、構造計算費大規模な基礎を設ける為に素直にコンクリート造で作るほうが結果的には安くなる場合もあるそうなのでそのあたりの価格差は施工業者にもよります。

今回のこの見積もりには構造計算や内部の鉄骨サイズの変更費、モルタル⇒コンクリートへの変更など含まれていないためその差額を確認しないといけません。
なお、CBブロック積目隠し壁の場合は25万円ほど、コンクリート造で目隠し壁を作成した場合は120万円ほどになるそうです。

カインズ

カインズは関東地方を中心に、東日本や東海地方、近畿地方などでホームセンターを展開しています。
その事業の一つとして外構工事を含むリフォームも請け負っていただけるので相談してみました。
カインズの見積もりは価格的にはガーデンプラスより150万ほど高い
芝生施工費が含まれている事や、ウッドデッキ設置が安い事は評価できますが、リビング前の目隠し壁がブロック造ではなく価格を抑えるためにアルミフェンスで見積が上がってきました
毎日、長時間いるリビングから見える目隠し壁なのでやはりそれなりに見た目にはこだわりたい。😥
よってアルミフェンスは個人的にNG。
ガーデンプラスに比べ特別何か秀でている部分があるわけではなく、芝生施工費などを抜いて減額しても、目隠し壁をCP型枠ブロック造に変更すれば明らかに値段はもっと上がるでしょう。

※ちなみに今回の見積もりとは異なりますが、カインズオリジナルの規格品樹脂製ウッドデッキは格安です!!910㎜×1820㎜サイズで2万程度!!
ただし910㎜×910㎜か、910㎜×1820㎜サイズの2規格しかないため、それ以上のサイズは他メーカーを選ぶか、複数個をつなげて置いて使うかしかできません。

秀光ビルド担当K氏のお勧め個人園芸業者

秀光ビルド担当K氏のお勧め個人園芸業者は価格的にガーデンプラスの2倍程度。
見積もりを見た瞬間にNG・・・😅
内容的にもそこまでガーデンプラスと大きく変わる場所がないにも関わらずこの差は何なんでしょうか・・・
一応物置が見積もりに入っていますのでその価格は高くなるとしても、それでも高い・・・
ただ、細部のデザインは一番センスがあったと思います。
見積もりを見た瞬間切ったので詳細を詰めていませんが、ひょっとしたら門柱などのグレードを下げる、細かい部分を削るなど行えばもう少し価格を抑えられ、最終的には500万円くらいには出来たのかもしれません。
しかしガーデンプラスには遠く及ばなかったと思います。

シンスケが選んだ外構業者は

3社に見積もり依頼し、多少の違いはあるので微調整するとしても最終的にはそれぞれ、
ガーデンプラス:300万後半(CPブロックコンクリ充填や構造計算等追加した場合)
カインズ:450万後半(アルミフェンスをCPブロック積に変更。芝生張り等削った場合)
個人園芸業者:600万程度(倉庫、土間コンクリ一部削った場合)
になるのでしょうか。

文面から容易に想像できると思いますが、シンスケは外構工事をガーデンプラスにお願いすることに。
上記の通り、目隠し壁費用に関しては詰めないといけませんが、そこまで迷う要素もなくすんなり決めてしまいました。

工事発注を行うと契約書ともに詳細な後期日程がおくられてきます。
前金として工事費用の50%を事前に支払います。
残りは工事完了後に。

外構工事業界は繁盛しているようで契約完了から工事開始まで1か月位かかるとの事です。😂

工事の様子は次回の記事から投稿します。

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Posted by sinsuke86