外構費用を抑えるために整地と散水栓増設を自分でやった!!残土処理費と整地費用を削減。

2020年3月22日DIY, 外構工事

さて、無事家の引き渡しも終わり、現在は外構工事の見積もりや打ち合わせ等を行っている最中です。
外構工事ではあまりお金はかけたくないので削れるところは削りたいところ。😅
しかし、90坪の土地に1階床面積25坪分ほどの家が建っているので外構工事する範囲は65坪。
面積から考えても結構な外構費用が掛かることが容易に想像できます。💦
家の正面はコンクリート土間の駐車場スペースにする為、多少費用が掛かるのは仕方ないとしても、家の裏手や横側の費用は出来るだけ抑えたい。
そこで家の裏手や横側は芝生や人工芝を自分で敷設するつもりで整地だけお願いしたのですが、整地だけでも6万円ほどかかるとのことでした。
本当に最低限の外構工事の見積もりをお願いしているにも関わらず現時点で400万円近い見積もりが出ていますので、少しでも外構工事費用を抑える為、自分でできる範囲で家回りの整地をする事にします。

外構工事のイメージは

今回建築に当たり、雨水の排水勾配を取るために土地に対して40㎝~60㎝程度盛り土を行いました。
建築前の整地工事の段階で土地境界のブロック塀まで土をもってほしかったのですが、建築申請の段階では安息角(土砂崩れが起こらないようにあらかじめ土を緩やかな斜めにする角度)を取らないと申請が通らないために写真の様に盛り土が斜めの状態に。ブロック1つが20㎝の高さになりますので、50㎝位の段差があります。
絶対に子供がそのうち転げ落ちてブロック塀に頭をぶつける・・・😥
この部分を整地してなだらかにしたいと思います。

一応外構イメージはこんな感じです。
この3Dパースと図面はシンスケが個人的に作ったものです。😀
また3Dパースと図面の作り方などは別の記事で紹介したいと思いますが、建築と外構に口だけでは自分のイメージを100%業者に伝えれないと思ったので自分の理想通りの3Dパースを作成して、こんな感じでやってくださいと伝えました。
図面にも具体的な例写真などをまとめて資料を作成しました。

3Dパースの通り家の前は土間コンクリの駐車場にするため、20㎝程度の土は掘り起こされ残土として廃棄されます。 残土処理費と配送料を取られるのであれば裏手の整地に利用したいと思います。
家の周りのくぼ地の部分には家の前の土を運び、加えて、家の周りの散水栓が少ないので造設しておきます。

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整地をするついでに散水栓の増設もしておきます。

家の間横に地下水のくみ上げポンプがあるので、そこから塩ビパイプを延長して家の周り3か所に散水栓を設置したいとおもいます。
モーターの電気代さえ払えばいいので芝や植木に気兼ねなく水やりができます。😀
秀光ビルドに頼めば1か所1万5000円で上水道の散水栓であれば取り付け可能でしたが、地下水の引き込みは業者的にNGでした。

後日行うと無駄に土を掘り起こして塩ビパイプを敷設する必要がありますが今は土をかぶせるだけなの今やっておくに越したことはありません。

地下水の大元の水道管(塩ビ)にTSチーズ(塩ビTS継手)と呼ばれるT字型の分岐コネクタをかませて分岐水道管を接続。
呼び径13㎜のゲートバルブを仕込んで不慮の水漏れなどのトラブル時にメンテナンスしやすいようにしておきました。

写真ではだいぶ地中から出ているように見えますが、土を盛るのでバルブボックスの表面は地表ギリギリになるはずです。
 
あとはTSエルボ(塩ビTS継手)やTSソケットを使用して塩ビの水道管同士を接続し目的の場所に延長していくだけです。
専用ボンド(タフダインHI等)を塗り、差し込むと1分程度では引っ張っても外れないぐらいに硬化します。
塩ビなのでのこぎり等で簡単に長さ調節も可能なので誰でも簡単にできる作業です。

大阪府なのでそこまで凍結の心配はしなくて大丈夫と思いますが一応20㎝程度は最低でも土がかぶる様に設置します。 末端には散水栓ボックスと水栓(水栓金具 INAX/LIXIL LF-13-13-U)を取り付けておきます。
後日判明したことですが思った以上に水圧が低い・・・💦
塩ビパイプをかなりの長さ延長したことに加え、値段をケチって13㎜径のものを使用したのが要因と思われます。
20㎜径のものにしておけばよかった。

整地していきます。

土を掘っては移動、掘っては移動・・・

後は土をせっこらせっこら運ぶだけ。ただとにかく量が半端ありません。💦
一輪車×2台やスコップがあるから何とかなる物の、バケツで運んでいては一生終わらないと思います。
奥に写っているのが友人A。手伝ってくれています。
思っていたより土が必要で家の前の土地がだいぶ陥没し始めたので糸を貼って高さを確認しながら、必要以上に掘らないようにしておきます。この辺りは土間コンクリートの駐車場になりますが排水勾配が最大6%くらいになるのでおそらくこんな感じ。

転圧

土を盛った部分が地盤沈下しないように転圧をかけていきます。
余った木材とブロックで手作り転圧機を作成✨
ちなみに写真は酷使して使った結果ボロボロになった転圧機の成れの果てです(笑)

手作り転圧機を持ち上げては落とす、持ち上げては落とすを繰り返し転圧をかけていきます。
正直意味があるかは神のみぞ知る感じ・・・・

表面の処理

表面をなだらかにするためレーキで均していきます。
ついでに表面の大きめの小石も集めておきます。

ある程度レーキでならしましたがそれでもガタガタ。
芝生もしくは人工芝を敷設する前には、真砂土を10㎝程度さらに盛る予定なのであまり気にしません。

ようやく整地できた

男2人がかりで3日間くらいかけてようやく写真の様になりました。

業者に任せて重機でやれば一瞬だったんだろうなぁ・・・と思うと6万円は安い買い物だったのかもしれません。
土が粘土質で水はけがあまりよくないので家側からブロック塀側に2%くらいの排水勾配を付けて土を盛りました。
とりあえず今回言いたいことは一つ。

体がばらばらになる前に外構は素直に業者に任せるべきです。

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Posted by sinsuke86