DIYで3万円以内で(和風)坪庭を作成する。(前編)

2020年6月12日DIY, 外構工事

外構工事に加え、先日、人工芝の敷設も完了したので、手を付けていない北側の庭の外構工事を行いたいと思います。

外構工事の様子はこちらの記事を


人工芝のDIYはこちらの記事をご確認ください。

※今回わかりやすく記事にするにあたり、時系列準になっていないこともあります。

坪庭を作る経緯

家の北側は狭く、また入り組んだ場所で回りから比較的に見えにくい場所です。さらに家の北側は和室になっていて、吊り収納の下は大きなFIX窓を取っているので室内から庭が良く見えます。

この写真はリビングから。家全体的には庭は洋風の作りですが、入り組んでいて他からは隔絶された空間であること、隣接する部屋は和室ということもありここに関しては和風の坪庭を作成していきたいと思います。😀

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設計

イメージ図

まずはイメージ図。ひょうたん型の山を作り、その真ん中にはをつくばいを。
山は全体を苔で覆い、紅葉と南天の苗木を植え、”わびさび”のある和風の坪庭を作成したいと思います。
和風庭園といえば枯山水。子供が出入りするので本物の枯山水の様に砂利で水面の様子を表現することは難しいと思いますが、白い砂利で近いものを表現したいと思います。
また、犬走部分はの砕石を敷いているので白色砂利と混ざらないようにU字側溝で境界を作成します。

予算

外構工事に費用をかけすぎたので予算不足。

※外構工事の予算に関してはこちら

今回はケチケチで全部で3万円以内で和風の坪庭を作りたいと思います。
なお、事前の大まかな予算計画は以下の通り

白色玉砂利・・・5,000円
U字側溝(蓋込み)・・・10,000円
自動散水部材・・・5,000円
つくばい用モーター・・・3,000円

というわけで今回のテーマは「枯山水」、「節約」で行きたいと思います。

工事開始

ひょうたん状の山を作る

まずは余った真砂土をひょうたん状に盛っていきます。植木鉢に入った南天と紅葉、そこらに落ちていた岩を置いて、室外から見た様子に加え、室内から見た様子なども考慮しバランスを微調整します。

室内から

U字側溝

家の壁面から100㎝程度は犬走ですので、その部分を除き白色砂利にします。
90サイズU字側溝で境界を作るので、砂利をどけて深さ20㎝程溝を掘っていきます。排水桝に向けて排水勾配を付ける為、若干勾配を付けます。
高さを合わせる為に事前に水糸を張って、水糸に合わせてU字側溝を配置していきます。
目を凝らせてみていただくと写真の中央にピンク色の水糸が見えると思います。

水平を取る際にはレーザー水平器が便利。💕
そこまで高いものではありませんし、外構DIYをはじめ室内DIYでも壁紙張替えやエコカラットの貼り付けに重宝すると思います。

U字側溝を置く前にしっかり土を踏み固めておくことがポイント。👆
そうしないと地盤沈下が起こり将来ガタガタのU字側溝になります。
本来であれば溝を掘った後、砕石などをまいて転圧し、U字側溝を設置する時も下にモルタルなどを流し固め、地盤沈下しないようにするのでしょうが、そのあたりはDIYなので踏み固めのみと、かなり省略しています。

U字側溝と排水桝にφ60㎜の穴をあけ、塩ビパイプで排水桝に排水が流れる様に設置。

U字側溝はグラインダーで加工。
多少切り口が汚くても後でモルタルで詰めますので気にしなくてOK。😃

塩ビパイプをセット。

本来であれば、排水桝へと流れる塩ビパイプはU字側溝の一番低い場所にあるほうが良いので、U字側溝の末端側かU字側溝のつなぎ目にあるほうが良いのでしょうが気にしません。
そのあたりのアバウトさがDIYのいいところです。😀
排水桝側に水が流れるように勾配があるか確認します。

U字側溝の隙間をモルタルで埋めていきます。シンスケは量が必要なためポルランドセメントと川砂を自分で混ぜてモルタルを配合しますが、量が少ない場合はインスタントモルタルを使用するほうが絶対楽です。😀

モルタルが固まったので砂利を元に戻します。

瓦で土留を

実家に古い瓦があったので再利用する事に。
瓦を緩やかなカーブに沿って並べ、苔と白砂利の境界を瓦で作り土留にします。
そこまで急な勾配でないので必要ないかもしれませんが、子供たちが砂利の上をうろうろすると思うので玉砂利が、苔にぶつかり苔のきわがはげるかもしれないので一応予防策。

高さをレーザー水平器で合わせて、瓦自体の水平は水平器(青色のやつです)で確認しながら並べていきます。 下の方は土が粘土質なので少し掘るのも一苦労しました・・・

水鉢

ひょうたんの中央には水鉢をセット。今回は費用を極力抑える為、実家の庭に転がっていた火鉢を転用。
半分以上地中に埋めるので火鉢か水鉢かなんてわかりませんよね。😅

ひび割れて水漏れが生じていたのであまっていたモルタルを火鉢内部に塗りたくりました。

これで水漏れも収まるでしょう。
モルタルが固まったので火鉢を予定位置に埋めます。

バランス確認

水鉢(火鉢)と紅葉、南天と盛った土のバランスを再度確認。室内の窓からもも確認して微調整します。
なお、紅葉と南天は外構工事の際に業者がプレゼントしてくれたものですので0円。😀
仮に購入したとしてもホームセンターなどで1,000円~2,000円くらいで購入できたと思います。

次記事に続きます。

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Posted by sinsuke86