DIYで3万円以内で(和風)坪庭を作成する。(後編)
DIYで3万円以内で(和風)坪庭を作成する。
外構工事に加え先日人工芝の敷設も完了したので、手を付けていない北側の庭の外構工事を行いたいと思います。
DIYで3万円以内で(和風)坪庭を作成する。(前編)はこちら
※今回わかりやすく記事にするにあたり、時系列準になっていないこともあります。
工事（後編）
つくばい
つくばいを作成します。
楽天やアマゾンで出来合いのものを購入しようと探しましたが結構高い。
今回のテーマは「枯山水」と「節約」。
白玉砂利とU字側溝にそれなりの費用が掛かるのでそちらにお金を回す余裕はありません。
やむを得ずつくばいを自分で一から作る事に。
近所の知り合いの竹やぶから手頃な竹を数本GET。😎
大雑把に目的のサイズに竹を切断していきます。
本体になる部分はホルソーで適当なサイズの穴を2か所開けます。
切った竹を本体に差し込むだけで見た目は筧そのもの。写真の筧は網紐を巻き付けてみました。
思った以上の完成度。
十分でしょコレ。
再度バラして内部に送水用のホースを組み込み再組立て。
給水用のホースと、水鉢⇔のループ用ホースの2本を仕込んでおきます。
先端がそのままだと水量が多すぎると思うので先端を織り込んで水量調整できるようにしておきます。
水量はホースに開ける穴の数で調整する予定。
併せて廃材で柄杓と杓架も作成。
柄杓は切れ端の竹に穴をあけて柄を差し込んだだけ。
杓架は切れ端の竹の長さを合わせて切り、3本まとめて縄で縛っただけです。
早速完成したを水鉢の横に固定。段々それらしくなってきました。
水鉢の水はモーターで循環させてから吐き出す形にする予定ですが、落差があるとモーター出力が高いものを用意する必要があり、おのずとコスト高につながるのでできるだけ水鉢と落差が無い様にしておきます。
スポンサーリンク
苔移植
いよいよ苔を移植していきます。
苔は購入すると結構高い。💦
何度も言いますが今回のテーマは「節約」。
裏の畑のビニールハウスの根本に生えている苔を拾ってきて移植していきます。
購入したわけではないので色々な種類の苔がブレンドされています。
苔にも日に強い苔から日に弱い苔まで多数ありますが、正直この場所でこの苔たちが生きていけるかは微妙です。
持ってきた苔をそのまま小山に移植。
先に大きな苔をおいて隙間に端切れを埋めていけば無駄なく苔を利用できます。
敷き詰めた後は手で軽く上から抑え、風などで飛ばされない様にします。
最後に水をたっぷり与え後は定着するまで水やりを欠かさないようにするだけ。たぶん・・・
苔と一緒にシダ植物の様なものや竜のひげのでかい版の様なものも生えていて和風の坪庭には似合いそうだったのでそれらも併せて移植しています。
筧
筧から出ているホースの内1本の先には、モーターを取り付け水鉢の水がエンドレスでから吐出されるようにしました。
モータも太陽光パネルの電源で動きますので日中日が当たる時間のみ水が吐出され、夜間は自動で止まります。
太陽光パネルは後程庭の隅に移動し、配線も見えないように工夫。
残りのホースは以前設置した散水栓の方へ延長し、蛇口をひねれば給水できるようにしました。
散水の仕込み
加えてを潅水ホース（表面から水が染み出すタイプ）を購入し、苔の下にまんべんなく這わしておくことで蛇口をひねれば苔に水やりができる様にしておきます。
今回は予算の都合、手動で開栓しますが、タイマーと組み合わせれば指定した時間に勝手に水やりを行ってくれるはずです。
白玉砂利
後は白玉砂利を撒くだけ。
一応雑草対策も考慮し白砂利の下には防草シートを敷きました。
砂利の下で直接日光が当たるわけでもないのでそこまで劣化も激しくないだろうと最安の物を購入。
白玉砂利を敷く部分に防草シートを敷き詰めます。
その上から白砂利を投入。
予想より多い15袋使用しました。
御影石ステップ（大）をつくばいの前に置きました。
U字側溝にも蓋を設置して完成です。😀
室内（和室）から見た様子
概ね予算内に和風坪庭が完成しました。
今回かかった費用
コメリガーデンストーン15～20ｍｍホワイト10ｋｇ(15袋)・・・約6,000円
防草シート10m・・・約1,000円
U字側溝(蓋込み)・・・約15,000円
灌水ホース 10M(取付部材含む)・・・約3,000円
つくばい用モーター・・・約2,000円
御影石ステップ（大）・・・約1,000円
合計約27,000円
その他費用が掛かっていないけど使用した部材
竹３ｍほど
筧用ホース２ｍほど
紐１ｍほど
真砂土1～2㎥？
瓦
モルタル
火鉢（水鉢に流用）
紅葉、南天、シダ植物、苔、等の植物
どうにか30,000円以内で施工する事が出来ましたね。😀