ホームシアターユーザー必見!! DALI スピーカーとDENON AVR-X4300HでATOMS 11.1ch化②

2020年4月19日DIY, アンプ・スピーカー, ホームシアター

新築するなら〇〇が欲しい~といった夢。皆さん持っていると思います。
例えば芝生が生えた庭が欲しい~ アイランドキッチンが欲しい~ 広々したLDKが欲しい~ ビルドインガレージが欲しい~ みたいな。
そしてシンスケはガチなホームシアターが欲しい!!!!
というわけで引っ越しする前からコツコツ買い集めていました。
各種スピーカーとAVアンプ。
加えて建築設計の段階スピーカー配置なども考えた間取りにしております。
本日はそのインストールの様子をご紹介していきたいと思います。

※設計に関しては前記事をご覧ください。

では早速取付の様子を紹介していきましょう。

PHANTOM E-50の取り付け

PHANTOM E-50の紹介

PHANTOM E-50は天井埋め込み型のスピーカー。 左右2台入りの販売で、白色グリルが付属します。グリルは塗装可能なので天井色に合わせて取り付けることが可能。
シリーズのE-60であればオプション品としてバックボックスが用意されている為、各スピーカーへの干渉が少なく、階上への音漏れが少ないメリットがありますが、値段が少し上がることと、屋根への取り付け開口が若干大きくなります。

どうやって天井に固定するのか?と、はじめは思いましたが原理は簡単。 ねじを回すと固定用の羽(オレンジ色の部分)が飛び出し、そこが天井の板に引っ掛かり、落ちなくなるというもの。
天井に事前に穴さえ開いていれば6角ねじ回し1本で取り付けることが可能。😃
天井に穴が開いていなくても専用の工具が安くで売っているので、工具と電動ドライバーがあれば比較的簡単に穴があけれるようです。
E-50の場合、取り付け開口寸法はφ199mmですが、E-60はφ225mm、E-80はφ261mmになるようです。
今回は事前で大工に開けてもらっている穴に設置するだけなので比較的簡単に作業できると思います。

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取り付け開始

まずは事前に通してもらっていた空配管(CD管)にスピーカーワイヤーを通していきます。

値段の割に評価の高いAmazonベーシック スピーカーワイヤー 14ゲージを購入しました。
先に空配管(CD管)に通線 ワイヤーを通し、

その先にスピーカーワイヤーを括りつけ、

引っ張ると簡単にCD管の中にスピーカーワイヤーが通ります。


今回少々奮発して14ゲージにしましたが、これが若干失敗。
ケーブルが太くて3本通すとφ22㎜のCD管は限界。😥
またケーブルの表面が柔らかい素材なので滑らない。途中からケーブルがちぎれるのじゃないかと思うほど強い力で引っ張らないと通らない場面もありました。

今回CD管をφ22㎜×3本、φ36㎜×1本通してもらっていたので計8本のスピーカーワイヤー(+HDMIケーブル)を通すことができましたが、ギリギリセーフでした。
もし今後同じような事をされる方がいるのであればCD管のサイズや本数に合わせスピーカーワイヤーを購入したほうが良いです。
個人的にはAmazonベーシック スピーカーワイヤー 14ゲージにするべきだったと反省です。😓
細くなる分音質にどのような影響が出るかはわかりませんが・・・

いずれにしてもスピーカーワイヤーは配線出来ましたので芯線をむき出し、スピーカーにセット。
スピーカーを設置していきます。
気ほど説明した通り、天井に押し当てながら6角ねじを回すだけ。
スピーカーの方向だけ気にすればそこまで難しい工事ではありませんでした。

4本の羽でしっかり固定されていますし、スピーカー程度の重さ(1.58kg)であれば下地補強も不要と思いましたので何も補強は行っていません。
後は天井裏に無駄に余ったケーブルの長さを調整してアンプとつないでいくだけです。

グリルを付けないほうがスピーカーらしさが出てかっこいいのですが、グリルは天井と同色の白色が付いてきますので取り付けておきました。
天井と同化して存在感がありません。😀
DALIのロゴは両面テープ式になっているので天井に異物感を出したくない方はロゴ無しにする事も可能です。
シンスケはせっかくなのでロゴは取付ました。
旧式と異なりベゼルがない分スタイリッシュです。
なお、天井と同色にグリルを塗装できるので、天井が白以外の場合も対応可能です。👍

FAZON MIKROの取り付け

FAZON MIKRO のご紹介

FAZONはセンター、フロントにも使えるマルチスピーカー。
標準で壁面に取り付けれる金具がついてきますので壁面に取り付けセンター、フロント、サラウンドと合わせて使用される方も多いようです。
一応FAZON MIKRO と FAZON MIKRO VOKALがあり、違いはロゴマークの場所。縦置きがサラウンド用、横置きがセンター用です。
今回天井付近に取り付ける予定の為、あえてFAZON MIKRO VOKALの方を4個買いました。
初めから壁付け用の金具がセット内に含まれているため、壁面に取り付ける場合は別途取付金具を準備する必要がありません。

取り付け金具は金属製のステーの様な金具で、引っかけるだけのものの為、天井付けなどは難しいと思います。
グリルが白(正確にはグレー)の為、白い壁紙であれば壁面に取り付けても存在感がそこまでなく圧迫感解消につながります。
グリルを外すと黒です。
本体はスチールで作られているのでかなりの剛性があり、どのような音になるのか気になります。

付属の取付金具でそのまま取り付けるとスピーカーが真横に向いて取りつきます。
今回リスニングポイントの高さより高い位置にスピーカーを取り付けるので、金具を気持ち折り曲げて、少しでもリスニングポイントに向くようにしました。

 

取り付け

実は、一応天井付けも考慮し取付金具も準備はしていました。
金具は目立たないように白色に塗装するにしても、取付金具の背がだいぶ高いため、天井からだいぶ下部分にスピーカーが位置します。 配置としては耳高さに近づくので良いですが見た目的にはいまいち。
まずはスピーカーに付属している壁掛け金具で天井ギリギリの壁面に取り付けることとしました。

まずはスピーカーワイヤーを通す穴を天井に開け、室内側から天井裏側にスピーカーワイヤー先端を通します。 長い棒の先にわっかを取り付けた物を作成し、天井裏からスピーカーワイヤーを手前に引き、PHANTOM E-50と同様にCD管の中にスピーカーワイヤーを通しTV側へと進めていきます。
今回リアスピーカーに至っては点検口から距離が4m近くになる為、釣り用のタモ(網)の柄を使用しました。


伸縮自在で最長5m程迄伸びる為、このような工事にはピッタリです。😀

スピーカーワイヤーの真下付近にスピーカーが位置する様に取付金具を設置します。
今回、シンワ測定 下地センサー Super スーパーを使用して柱の位置を探し柱に固定しましたが、柱がない壁面に設置する場合は石膏ボード専用にアンカーなどを用いてスピーカーが落下しないようにしっかり固定した方がよいでしょう。
取り付けの際の注意ポイントは引っかけ式の為、金具を天面ギリギリに取り付けてしまうと引っかける際に天井に本体がぶつかって取付できません。
スピーカーを取り付けた際に、天井まで5㎝程度余裕があるように金具を設置した方が良いでしょう。
後はスピーカーにコードを取り付け金具に本体を引っかけます。

余分なスピーカーワイヤーも天井裏側へと押し込みます。
スピーカーワイヤーと穴の間の隙間が気になったのでコーキング剤で埋めてしまいます。

なお、壁や天井に間違って開けてしまった穴もコーキング剤で埋めればわからなくなりますので、壁面に穴をあけるのを失敗しても多少であれば問題ありません。
写真の矢印の部分にはよく見ると8㎜のドリルの穴があるのですがコーキング剤で補修してしまうと分からないですよね?

結局スピーカー取付金具は白色塗装もめんどくさい事もあり、使用しませんでしたがオンキョーなどからは予め白色塗装されているスピーカーブラケットも販売されている様なので、気になる方はご検討してはどうでしょうか。

次記事に続きます。

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Posted by sinsuke86