DIYで綺麗に人工芝は敷けるのか!?実際に40㎡敷いてみた。~人工芝編~

2021年3月10日DIY, 外構工事

人工芝を施工しなければと言ってからかなりの日が経ちました。
暗渠排水とU字側溝を施工していたから仕方がないのですが・・・
とりあえず下準備は整いましたので人工芝を施工していきましょう。

人工芝施工前の排水改善工事(暗渠排水編)はこちらの記事で

人工芝施工前の排水改善工事(U字側溝編)はこちらの記事でご確認いただけます。

人工芝を施工する

下準備

人工芝を施工する前に、外構工事の際に真砂土を10㎝程度の厚み分購入しました。
真砂土を敷いておかないと大きな石がゴロゴロとしていていくら均しても凸凹し続ける事や、粘土質の土壌のため雨が降ってある程度地表に水がたまると泥が人工芝の上面に浮き出てしまう可能性、雨が降った後地面が緩くなりすぐに凸凹になってしまうなど、悪影響しかありません。

真砂土を均して転圧機などで押し固めるのであれば、即日施工でもよいですが(レンタル出来ます)、そうでなければ均した後数か月は置いて、ある程度真砂土が締まるのを待ちます。

雨が降り乾燥すると真砂土はどんどん締まっていくので、はじめはふわふわの表面も、日がたつれカチコチになっていきます。

シンスケはより地盤を固める為、3日毎程のペースでホースで水を撒いて乾くと上を歩き回り、レーキで均し、大きめの小石は拾うという作業を2か月ほど続けました。

最終的にレーザー水平器で表面の高さを確認しながら、2%の排水勾配を付けてなだらかに真砂土を均しました。

レーザー水平器は今回の様な外構DIYでは排水勾配、ブロック積、ウッドデッキ施工等様々な分野で役立ちますし、室内DIYでは壁紙をはったり、エコカラットを貼る際にも水平を確認するために使用できますので、DIY好きの方は購入しておいて損はないと思います。

 

防草シート

このまま人工芝を敷いても良いのですが、芝生でなく人工芝を選んだ一番の理由は雑草対策。
人工芝には通水性をよくするために等間隔で穴が開いていますし、人工芝同士の隙間からも雑草が生える可能性は否定できません。
念には念を入れ人工芝の下に防草シートを敷いておきます。
防草シート&人工芝のダブル施工で雑草の生える余地を無くします。
今回用意したのは老舗メーカーのザバーン。

※SDカードの不良で写真データが破損したので写真サイズは非常に小さいです。😥

 

正直人工芝の下に敷くのであればここまで質の高い防草シートを用意しなくても良いと思います。
明らかにオーバースペック。
人工芝の下側になるので直接日に当たらず劣化しにくいので安物でもかなり長期間持つと思います。

ロール状になっているので表面をくるくる転がして、ある程度の感覚でピンで固定していきます。

※SDカードの不良で写真データが破損したので写真サイズは非常に小さいです。😥

今回付属のピンでは足りないために急遽近所のホームセンターで購入しましたが、あらかじめネット通販で購入しておけばよかった・・・

雑草が生えないように10㎝程防草シート同士を重ねて固定していきます。ちなみに写真に写っているのは友人。
手伝いにかり出しました。
LEDライトがある部分のように難しい場所は別途小さくカットした防草シートを準備し、防草シート専用のテープで固定します。

人工芝

いよいよ人工芝を準備します。
今回準備した人工芝は楽天で購入した芝丈38mm、234000本/㎡、1m×10mのものを6ロール購入しました。
選んだ色は春色。
3色(種)の芝が植毛されていて、枯葉を表現したオータムウェーブの芝が50%配合されているので、多少枯れた芝のように、よりリアルに見えます。

施工用のU字ピンも24本付属してきますのでお得感があります。防草シート同様にロール状ですのでくるくると転がしていきます。端を合わせてピンで固定。人工芝は少し大きめのはさみかカッターで簡単にカットできますので、入り組んだ場所もそこまで難しくなく加工可能です。
作業をしていたら知らない間に茶話会が・・・
人工芝気持ちいのわかるけどもうちょっと待って・・・
隙間は出来るだけ開けずに詰めてピンで固定していきます。
※今回シンスケは人工芝開封後すぐに施工しましたが、可能であれば開封して一度広げて天日に数日間さらして施工したほうが良いです。ロール状になっている事による癖や、天日を当ててた後による若干の縮みで隙間が広がります。開封後すぐに施工する場合は縮む分も考慮し芝が5mm分ほどかぶる程度に施工しても丁度いいかもしれません。
入り組んだ場所の加工はこんな感じ。

なお、人工芝は芝の目の向きがありますので、2枚目以降施工する場合は向きが正しいか確認して施工してください。向きが逆だとちぐはぐになってしまいます。知らない間に空き箱で子供たちがアナゴ見たいになってる。

ちょっとリアル感を出すために

人工芝の施工する中央部分にアオダモの植栽があります。
人工芝にリアル感を出すためにちょっと工夫します。
あえてアオダモの真下は人工芝を施工せず土のままに。

before


このまま人工芝を固定してしまうと人工芝と土の境界が見えてダサいですが、あえて人工芝の先を土の中に埋めてしまい境界をあいまいに。

after


芝生が自生範囲を広げている様子を表現する事で多少でもリアル感が上がったのではないでしょうか。

人工芝の感想

施工が完了しました。

土地の隅などの人工芝が施工しにくいかと想像していましたが、カッターやハサミで加工可能な事もあり難なく施工出来ました。

オータムウェーブの葉があるのでよりリアルですね。
多少写真のピントがずれていますが手前側にオータムウェーブの葉が写っています。

今回かかった費用は

今回人工芝施工にかかった費用(40㎡)

  • 真砂土10㎝厚(4㎥) ※外構工事の際に購入。 約2万5千円
  • 人工芝10m×1m 6ロール※敷地が台形の為、廃棄分あり 約4万5千円
  • ザバーン防草シート 30m×1m 2ロール※敷地が台形の為、廃棄分あり 約3万円
  • 固定ピン(人工芝付属分では足りなかったので追加購入)10本入り 4袋 約4,000円

合計約104,000円÷40㎡=2,600円程度?

今回敷地が台形でかなりの廃棄分があった上、無駄に高級品のザバーン防草シートを使用したのでこの価格になりましたが、敷地が正方形に近い施工で、防草シートを1m100円くらいの安物を使用すれば実際には1㎡当たり1,500円程度で施工可能と思います。
もちろん人工芝のグレードをあげれば値段も跳ね上がりますが、写真を見ての通り今回購入した人工芝でも十分にふわふわ感を楽しめるのでシンスケは大満足です。

ちなみに人工芝の施工価格の相場は1㎡あたり約6,000円ほど+人工芝本体の価格(防草シート施工するならその価格も)が加わり1㎡あたり約10,000円相場らしいです。
これに加え諸経費が必要ですので施工面積が小さければ1㎡当たりの施工費は割高になりますし、施工面積が大きいほど1㎡当たりの施工費が割安になります。

DIYで人工芝を施工すれば1㎡あたり8,000円ほどの節約ができるようですね。

Posted by sinsuke86