ローコストハウス秀光ビルド着工5日目、防湿シート、捨てコン
着工5日目!! 防湿シートと捨てコンの施工
防湿シート
先日、根掘りと砕石敷が行われ、しっかり地盤が押し固められたので、その上に防湿シートを敷いています。
防湿シートはその名前のままの用途で、地中から上がってくる湿気を遮断し、床下へ湿気を上げないために敷設されます。
が、昔はよく採用されていた布基礎と異なり、最近はべた基礎と呼ばれる、床下全面に鉄骨の入った15㎝以上の厚みのコンクリート基礎を敷設するため、正直、べた基礎には防湿シートの意味はあまり無い様です。
15㎝以上の厚みのコンクリートが湿気を遮断してくれます。
15㎝以上の厚みのコンクリートが湿気を遮断してくれます。
では、なぜ防湿シートを施工するのかというと、「無いよりは有ったほうが方が良いから」とか、「施工主が安心するから」という正直、昔からの慣習に近い物らしいです。
施工主としてもやはり無いよりは有ったほうが安心できます(笑)
特にシンスケの建築地は地下水が豊富です。
すぐ横に深さ5m程度の井戸があり、水量はかなり豊富で2~3時間出しっぱなしにしても枯れたことがありません。
地下5mの井戸水がどれくらい地表付近の湿気に影響を与えるのかわかりませんが、防湿シートをやらないよりはやったほうが良いに決まっています。
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捨てコン
防湿シートが敷かれた後に捨てコンを敷設しています。
(1日目)
(2日目)
捨てコンは「捨てコンクリート」の略でその名の通り、一時的なコンクリートで、目的は基礎を作るための一時的な足場です。
なので、多少のひび割れなども気にしなくて大丈夫です。
捨てコンを行う事で、基礎の位置を正確に墨出し(基礎の正確な位置を捨てコンに書き込む)が行えます。
また、コンクリートの枠型を固定するための土台となったり、正確に基礎内の鉄骨の位置や高さを調整するために施工されます。
捨てコンが無いと、押し固められただけの砕石の土地なので、場所によって高さが異なり、基礎鉄骨の高さがずれてしまう可能性があります。
正直、ローコストハウスなので、経費削減で捨てコンも最低限でケチケチなんだろうなと思っていたのですが、基礎の立ち上がり部分は当たり前としても、防湿シートの上までしっかり捨てコンがされており、驚きました。
防湿シートの上まで捨てコンしない場合(業者)もごく普通にあります。
この場合は、基礎の配筋工事などの際に職人が防湿シートの上を歩くことになり、結果として防湿シートが穴だらけ・・・
といった事につながったりするのですが、これなら、あまり破れのことは気にしないでよいので安心です。
捨てコンは基礎の強度などには一切関与しませんが、しっかりと広範囲行われているので、今後の工事も安心して任せられそうな気がしてきました。😀
ちなみに嫁は捨てコンを基礎コン工事と勘違いしていました。
勘違いするくらいにしっかりコンクリートを敷設してくれているということですね。
なお、この記事の写真の一部にはBrinno TLC200Pro タイムラプスカメラ(定点観測用カメラ)を使用しています。
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