もうすぐ着工!!GL(地盤高)の設定はどうすればいいのか。

2019年9月19日新築計画

ついに現地での最終打ち合わせ。

請負契約を交わしてから早5か月。
ようやく着工にこぎ着けました。
着工前の最終打ち合わせを現場監督と秀光ビルド担当氏と、現場で行いました。

現場にはビニール紐で建築予定地(仮)が印され、建築予定地の確認や大まかな配置の確認、受電ポールの設置位置、残土処理方法の確認、工事関係者の駐車スペースの確認などを行いました。
そこで、現場監督に確認されたのが「GL(地盤高)はどのくらいにしますか?」との質問。
GL(地盤高)は家の基礎の高さです。
今回、シンスケ邸は整地の際に盛り土を最大60㎝行ったので、前面道路よりも地盤が高くなっています。
そのまま家を建てるか多少盛り土を削るかという質問です。
以前、知り合いの土木会社の社長に、「GL(地盤高)は前面道路よりも余分目に高くしておけ」とのアドバイスを頂きました。

GL(地盤高)の適切高は?

まずそもそもGL(地盤高)は雨水などの排水に困らないように、前面道路の側溝天より、約20cm~30cmほど高くしておけばよいとされます。しかし、それよりももう少し多めに高さを確保しておくことが良いといわれました。
というのも、「前面道路は定期的に補修などが行われる。道路の補修や工事で道路の高さが高くなることはあっても下がる事はあまりない。」というのが「GL(地盤高)は前面道路よりも余分目に高くしておけ」とのアドバイスのキモだそうです。

要は今は+20~30㎝でも前面道路を補修したら例えば+10㎝とかになる場合も否定はできないよという事です。

確かに、現シンスケ宅も新築時は前の道路周りが十分に整地されておらず、前面道路自身も少しシンスケ邸に向け傾斜していたのですが、10年ほど前に道路が補修され、前面道路の傾斜が改善され、フラットになりました。しかし、フラットになった分、シンスケ宅のGL(地盤高)と全前道路高に開きが生じ、現在ではシンスケ宅前には無駄な坂道ができてしまっています。前面道路が補修される前はもう少しこの坂道が緩やかでした。

知り合いの土木会社の社長のアドバイスの通り、確かに前面道路の高さが変わる(高くなる)ことはまれにあるのかもしれません。

そう考えると、別途費用を払ってまでGL(地盤高)を高くする必要はあるのかどうかは微妙ですが、既にGL(地盤高)がある程度の高さが確保できている場合はあえて削ってGL(地盤高)を前面道路に近づける必要はないのかもしれません。

なお、この記事の写真の一部にはBrinno TLC200Pro タイムラプスカメラ(定点観測用カメラ)を使用しています。
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Posted by sinsuke86