ローコストハウス秀光ビルド着工13日目(AM)、配筋検査!!第三者検査と役所検査を受けました。
※カテゴリー”新築計画”は建築ノウハウを、”建築日記”はそのまま建築の様子を報告したいと思います。
早くも配筋検査!!
さて、着工13日目。
早くも配筋検査となりました。
配筋(基礎コンクリートに強度を与えるために内部に埋め込む鉄筋の配置)は最終的にはコンクリートに埋まってしまいますので、コンクリートに埋まる前に正しく配筋されているか、検査する訳ですね。
現場監督さん曰く、「私たちが一番ヒヤヒヤする検査です」との事。
事前に素人ながらも施工主側でもチェックするべきポイントは見ていて、特に問題なさそうでしたが、案の定全く問題なく合格しました。
朝イチ現場監督さんが来て直前チェック。
第三者機関の検査
役所の検査
「普通に配筋していたら検査に引っかかる場合なんてあるのか?」と思いました。
が、他の方のブログを見ると、「家全体が図面より〇㎝ずれているので全やり直し」となる場合もあるらしく、現場監督さんの言う「ヒヤヒヤ」も分からなくはありません。
※測定する基準点がずれてしまうと家全体がずれてしまうのです。
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配筋検査時の注意ポイント!!
先日も記事にしましたが、今回シンスケ宅の配筋は素人目ではありますがとても丁寧でありがたいと思っています。
しかし、一つ文句を言いたいのであれば、今回の配筋検査がスリーブ管やボイド管を配置していない状況で行ったことです。
第三者検査と役所検査が午前に行われたのですが、スリーブ管やボイド管の配置がその日の午後に行われました。
スリーブ管・ボイド管とは給水や排水などの配管用の通り道分、穴を事前に開けておく為の管です。
コンクリートを打った後に配管分の穴をあける事が大変(コンクリートの様に固いものに穴をあける+鉄筋を切らないようにレントゲンで鉄筋の位置を確認する必要がある)なので、事前に穴を開けておくわけです。
このスリーブ管・ボイド管は結構太い。
なので、このスリーブ管・ボイド管を配置すると鉄筋とあたって、かぶせ厚(鉄筋の周りのコンクリート厚み)が確保されない事や、かぶせ厚を確保するために鉄筋を切断したりする必要があります。
そして鉄筋を切断した場合にはもちろん切断した分だけ、もしくは太いスリーブ管・ボイド管を入れた場合も、その部分の基礎の強度が落ちるので、補強筋と呼ばれる追加の鉄筋を配筋する必要があるわけです。
そして、このスリーブ管・ボイド管、補強筋って結構、職人さんの腕と言いますか、考え方とか知識とかが影響します。
「配筋・スリーブ・かぶせ・基礎」などでググっていただければ色々な写真が出てきます。
中には素人から見ても下手くそとわかるようなものから、美しいと思えるものまで。。。
で、シンスケ宅のスリーブ管・ボイド管ですが、写真の通り。
※基礎コン後の写真です。
コレ、かぶせ厚が確保できていないんです。
同じくもう一つ。
基礎の立ち上がりは4㎝のかぶせ厚が必要なのに、ボイド管と鉄筋の隙間が1~2㎝しか確保できていない場所があります。
で、違うボイド管の写真がコレ。
なんか鉄筋歪んでねぇ!?💢
これは給排水の設備業者の仕事と思うのですが、仕事が雑過ぎます。
スリーブ管・ボイド管の設置は配筋時あると邪魔なので配筋後に行う事が多いらしいのですが、配筋後に行うとなると、配筋の専門家で無い設備業者が行う事になるので、こういった無理やり工事が発生するのですね・・・
早速、現場監督にかぶり厚を確保するように連絡を入れておきました。
これから建築を行う人へ送る、基礎工事のポイント
スリーブ管・ボイド管は配筋業者にしてもらえるように事前に伝えておく。
さて、明日は基礎コン工事です。
※ちなみに、後々色々工事が進むと、かぶり厚ってあまり気にしても無駄な気がしてきました。理由は後日別記事にします。
なお、この記事の写真の一部にはBrinno TLC200Pro タイムラプスカメラ(定点観測用カメラ)を使用しています。
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