4Kプロジェクター BenQ TK800M を天吊りインストール(設置)の様子をご紹介。
新築への引っ越しもとりあえず落ち着いたのでいろいろAV機器のインストール作業に進んでいきます。
プロジェクター、スピーカー、プロジェクタースクリーン、TVの壁付けなど、しないといけない事が色々あり全部落ち着くのはいつになるのか・・・
とにかく、本日はタイトルの通り4KプロジェクターBenQ TK800Mの天吊り取り付けの様子をご紹介。
天井付けにした場合の圧迫感や全体の雰囲気など気になる方も多いと思いますので参考になればと思います。😀
設置条件
まず設置条件の説明から。リビングダイニングとしては16畳の長方形。
今回、100インチのスクリーンに投影する予定です。
その場合、焦点距離が3.3m前後(TK800Mの場合)。
スクリーンは壁面より20㎝程度手前に設置するので、プロジェクターはちょうど部屋の中央付近に取り付ける予定です。
建築設計の段階でその点は計算済み。
・取り付け付近に点検口
・レコーダー⇔プロジェクター間のHDMIケーブルを通すための空配管
・HDMIケーブルや電源ケーブル用の開口とコンセント用のバープレート
・プロジェクター用電源
を事前に付けてもらっています。合わせて3万円くらいのオプションだったと記憶しています。
事前購入物品
・4Kプロジェクター BenQ TK800M
・Sugoiti 天吊金具/天吊り金具 T717Mフリー天吊金具
・コルゲートチューブ(白)
・HDMIケーブル10m
・コンセントカバー
・ブランクチップ
天吊り金具は様々なメーカーが出していますで、自分にあったものを選べばいいです。
今回シンスケがこの“Sugoiti 天吊金具/天吊り金具 T717Mフリー天吊金具”を選んだ理由は
①安い
②白い(天井とプロジェクターに合わせて)
③設置面(天井)とプロジェクターまでの距離が短い
の3点から選びました。
また、プロジェクターを4Kプロジェクター BenQ TK800Mを選んだ理由は4Kプロジェクターで最安。
それだけです(笑)。
※ちなみにプロジェクターで4K対応と記載しているものも多いですが、あくまで入力が4Kに対応しているだけで厳密には4Kではないものがあったりもしますので注意が必要です。☝
天井に30㎝×30㎝程度の大きさのプロジェクターが付くと、おそらくすごい圧迫感のようなものを感じるはず。
できるだけ圧迫感を減らし天井と同化させるためにも②と③は必須と考えての購入です。
事前確認
まずは取り付けイメージを確認するために、建築時に余ってた廃材に金具を簡易固定。←紐でくくっただけ廃材を点検口に引っ掛けて仮付けしてみます。 仮付けに10万以上するプロジェクターを使うのはさすがに勇気がなかったので、今までお世話になっていたエプソン製のプロジェクターを使用しました。↑手前がEPSON dreamio EMP-TW20、奥がBenQ TK800M。
部屋が大きいためか意外と圧迫感がなさそう。
しかし、思っていたより天吊り金具が大きいためか、天面からプロジェクターの距離が離れそうです。
もう少し天井にピッタリくっ付いて欲しい。横縦左右、色々角度調節できるようにギミックが付きその結果として金具が大きくなっているのですが、プロジェクターもスクリーンも位置を変えることは無いので上下角度だけ変更できれば良し。
天吊り金具から左右調整に必要な部品を撤去。上下角度のみ可能なように部品をどけることで天井⇔プロジェクター間の12cm必要なところ5㎝まで減らすことができそうです。問題は作業の際天井⇔プロジェクターの間に手が入るかというところ。
取り付け
イメージを確認し天付けでも問題なさそうなので早速取り付けていきます。
点検口から下地の補強材を入れれそうで、かつ、焦点距離に合いそうな場所に固定用のボルト穴をあけていきます。石膏ボードなのでキリで十分。プロジェクターの重さに耐えれるように廃材で下地を作ります。
加えて根太にも補強を加えてちょっとやそっとでは落ちないように補強しておきまました。
後は固定していくだけ。
金具をけずったったため天井⇔プロジェクターの隙間がほとんどなくかなり作業性は悪くなりました。
ギリギリ手が入る程度でねじが回しにくい・・・
プロジェクターを落とすわけにもいかないので取り付け作業中の写真は撮れず・・・
写真は設置後、天井⇔プロジェクターの隙間のなさと、設置性の悪さを伝えたくて撮影した写真。
ほとんど隙間がないのが分かっていただけると思います。
設置できました
というわけで取り付け後の写真がこちら。各種配線は事前に開けてもらった開口部を通し、購入したカバープレートとブランクチップで残りの部分をふさいでいます。
点検口内部にコンセントを事前に仕込んでもらっていますので電源はそこから。また、TV・レコーダー⇔プロジェクター間のHDMIは事前に仕込んでもらっている空配管に通しています。
写真は後日撮影したので、天井に取り付けたスピーカーの配線(白)もCD管の中に通している様子が見えています。外に出ているケーブルは出来るだけ見た目が良く見える様に白のコルゲートチューブで保護。
念のため、吊り下げ金具が脱落しても、本体が落ちないように落下防止用のワイヤーを設置。
写真はプロジェクタースクリーンを設置後の写真です。
プロジェクターの台形補正を行い、それなりにきれいに映るようにできました。
BenQ TK800Mの欠点は台形補正はできますが左右レンズシフト補正ができないところ。
今回、プロジェクター自体は部屋の中心に付けはしましたが、レンズがプロジェクターの中心についているわけではないので、投影点が微妙に中心点よりずれてしまいます。
左右レンズシフト補正機能があればそこまで気にしなくてもいいのですが、この機能がないBenQ TK800Mの関しては少し気になるミスをしてしまいました。
ちなみに、今回使用した天付け金具でプロジェクター本体の多少の左右へのずらしは出来ます。
一度試してみましたが、あまりに左右へずらすと重さに金具が耐えられずに曲がるのか、投影した画像が斜めになりました。
見た目では金具が明らかにゆがんだ様子はありませんが、ピンポン玉くらいのレンズの大きさのものが横幅2mオーバーに拡大されることを考えると、目に見えにくい1~2㎜の金具のゆがみが、投影された画像には大きく影響を与えるのだと思います。
(レンズ内の0.1mmのゆがみでもスクリーンでは20mm位のゆがみになるはず!!)
よってスクリーン自体の設置位置を数センチずらす調整でごまかしました。
天井に着けた事で家族がソファ回り歩いても影が映りこみにくいのでいい感じ。
思っている以上にきれいにできました。
プロジェクター自体のレビューは違う記事で紹介したいと思います。
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