DIYで1時間で温水便座を取付(交換)する。
新築、そして引っ越しも完了し、今まで住んでいた家も空き家に。
子供は長女が6歳。子供が結婚して住むかもしれませんが少なからず10年以上先の事でしょう。
長期間空き家にしておくのももったいないので借家にします。
といっても、築25年近くたっていますが、リフォームといえば10年ほど前に外壁の塗り替えをしたのみなので、壁紙、フローリング、ドア等いろいろガタがきていますので貸し出すにはさすがにリフォームが必要です。
賃貸経営しているわけではないので空室率、回転率など特に気にしているわけでも、すぐに借り手を見つけたいわけでもないので、ゆっくりDIYでリフォームを行いできるだけ費用を抑えていきたいと思います。
というわけで、今回はトイレの便座交換の様子をご紹介したいと思います。
温水便座って交換できるの?
まず説明しますと、トイレ便座とトイレ本体は別物です。
温水便座(ウォシュレット)が故障したからと言って便座ごと交換する必要はありません。
温水便座のみを交換することができます。
温水便座やトイレ本体が古い場合は同じ便座は廃盤になっていたり、後継品を見つけることができないと思いますが、ほとんどはトイレ本体のサイズ、トイレ本体の形状を確認することで代替品の温水便座を取り付けることが可能です。
詳しくは購入したい便座の“購入前チェックリスト”にそれらの情報が記載されていると思いますので、それらを確認し、取り付け可能か確認すれば問題ありません。
今回シンスケが購入した便座は“INAX 温水洗浄便座 シャワートイレ ブルーグレー CW-RT2/BB7”です。
選択理由はトイレ本体がブルーなので、ブルーの温水便座で一番安価であった商品だったから。
メーカーも安心のLIXILですし、基本機能は含まれているのでダメな点もありません。
取り外し
給水ホース
温水便座は2本のビスで止められた固定用アダプタなどにスライドさせて固定させているようです。
固定ピンを操作して古い温水便座を手前に引くと取り外せました。
完全に取り外す前にまず止水栓のマイナスビスを回し、水の供給を止めます。後はレンチで給水ホースを取り外します。
水の供給を止めてもホース内には水が溜まったままですので、桶やバケツを止水栓の下に置いておきたいところ。
温水便座本体
便座をスライドさせて取り外します。
取り外せました。
固定用アダプタが見えています。このアダプタは不要なのでビスを回して取り外し。ついでにアダプタ周りの汚れもこの段階でとっておきます。
取り付け
温水便座
購入した温水便座を取り出します。
固定用アダプタをセット。
アダプタの位置を微調整します。
アダプタの位置で便座の位置が決まるようです。
後は便座をアダプタに合わせてスライドすれば取付できます。
写真は便座を取り付け前に便座裏を撮ったものです。
スライドすれば良いだけなのが分かります。
給水ホース
給水ホースを取り付けます。
古い給水ホースは六角レンチを使用しないと脱着できませんが、昨今の給水ホースは工具無しで脱着できるように工夫されているようです。
付属の固定用クリップ。
接合部に”パチン”とクリップを止めるだけで固定完了。
次は止水栓に給水ホースを取り付けていきます。付属の分岐金具を取り付ける必要があるようです。
写真のような絵付きの施工説明書が添付されているので交換を行ったことがない方でも簡単に交換・取り付けできるはず。
同じ手順でトイレタンクと止水栓の間にも給水ホースを取り付けします。
止水栓のマイナスビスを元に戻し水の供給を再開。
きちんとトイレ本体側と温水便座側に供給されているか確認(試運転)します。
きちんと水が出ましたね。😀
合わせて止水栓の部分の固定が甘く水漏れしていないかもしっかり確認しておきます。
コントロールパネル
最後にワイヤレスタイプのコントロールパネルを壁面に取り付け。丁度下地センサーで柱を確認できたので、そこに木ビスで固定しました。
柱がない部分にビスを打つ場合、石こうボードにビスを打ってもあまり強度がありませんので専用のアンカーなどを用いたほうが良いでしょう。
作業自体は、トイレ本体の清掃を含めても1時間程度。
ウォシュレット便座メーカーが思考を凝らし、ほぼ工具無しで交換完了できるようになっているので比較的簡単なDIYです。
温水便座だけを新しいものに交換するだけでも十分清潔感を感じるトイレになりますし、温水便座自体もそこまで高い商品ではないので、定期的に交換するのもありかもしれません。
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