新築住宅を建てる時、住宅展示場で情報収集すべき7つの理由!!

2019年3月23日新築計画

家を建てる時、住宅公園に内覧とか考えますか?
しかし、住宅公園に行ったら勧誘が・・・と思ったりしている人も多いと思います。
実際に勧誘は多いですが、それ以上のメリットも住宅公園にはあります。
今回はメリット・デメリット双方の視点から住宅公園へ行った時の体験談を書きたいと思います。

前回までのあらすじ

第3子の妊娠を機に引っ越しを決意。
今住んでいる家をリフォームすると狭いなりにも4LDKになるので、リフォーム費用より割高な(1000~2000万円)4LDKの中古物件を買うことにためらいを感じ新築を探し始めた。

住宅公園はどのような場所?

2016年末。新築を探し始めました。
建売では希望の①駐車スペースが2台ある。②5LDK。③大阪府南河内といった条件に合う物件を探すことが難しかったので、早々にハウスメーカーの、建築相場を調べることにしました。
又、「新築するかもしれない」という話になると祖父が、自分の畑の土地であれば家を建てても構わないと言ってくれるようになりました。
農地が約250坪あり、そのうち「好きなだけもっていけ!!」みたいな感じでした。
なので、土地あり・建築のみお願いするというスタンスでハウスメーカー探しを始めました。
ただし、この畑が市街化調整区域の為、後々大変な事になります・・・・

世の中には住宅公園といったものがあります。
大手ハウスメーカーが一同に集まり、モデルハウスが立ち並んでいる住宅街の事です。
住宅公園に行けば1日で複数の大手ハウスメーカーの情報を手に入れたりモデルハウスを見学することが出来ます。
住宅公園へ足を運ぶといろいろメリットもありますが、デメリットもありますので、これから新築を考えている方にそれらを個人的感想にはなりますが、まとめてご紹介します。

住宅公園のメリット

  • 一度に複数の大手住宅メーカーのモデルハウスが見学できる
  • 各住宅メーカーの良し悪しが分かる
  • その建築時期のトレンドを知ることができる
  • 時期によってはイベント等を行っていて、行くだけで楽しめる+縁日や抽選会などある
  • (建築を前向きに考える事を前提で)簡易測量などを無料でしてくれる
  • ファイナンシャルプランナーなどのアドバイスを無料でしてくれる
  • 素直に楽しい

住宅公園のデメリット

  • 一度営業に捕まると1~2時間逃げにくい空気が発生する
  • モデルハウスはいわゆるお金持ちサイズ(広い)なので、一般庶民には少しイメージに欠ける
  • ぐいぐい来る営業に捕まると、家に来る約束まで取り付けられる
  • 基本、大手住宅メーカーがほとんど
  • 一日掛の仕事になる。子ずれでは結構大変

実際に足を運ぶことでこのようなメリットとデメリットがありますが、資料一括請求サイトなどで一括資料請求して情報収集する方法もあります。
では、実際にメリットとデメリットを一つずつ説明していきます。

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住宅公園に行くメリット

一度に複数の大手住宅メーカーのモデルハウスが見学ができる

のままの意味の通りです。
住宅公園の規模にもよるでしょうが、一つの住宅公園の中に10メーカー程度は集まっているのでいろいろな住宅メーカーのモデルハウスを見学できます。

各住宅メーカーの良し悪しが分かる

同じ日に異なるハウスメーカーのモデルハウスを見学できるので、それぞれの特徴(鉄骨、木造など)、得意とするデザイン(和風、洋風、大屋根)、得意とする間取りなどが一目瞭然でわかります。
また、同じように価格帯などもある程度はわかります。

その建築時期のトレンドを知ることができる

住宅はその時期によってトレンドがあります。例えばシンスケが住宅公園に行ったときに、必ずと言っていいほどあったのが玄関横のシューズクロークでした。
加えて大きさは大小さまざまでしたがパントリー、あとアイランドキッチンと横付けのダイニングテーブルという配置でした。
後々紹介しますが、今回建築予定のシンスケ邸にもシューズクロークをつけていますが、住宅公園に行っていなかったら想像すらしていなかったかも知れません。
また、実際に物を見る事で、「これは今、はやっているけど、実際はいらないな」という物も分かります。
たとえば、小上がりの畳敷きの和室、中二階の物入れなどがトレンドの様な気がしましたが、実際は掃除の手間暇や、バリアフリーの事を考えると不要だと思いました。
また小上がり畳敷きは別途購入することで後付けできます。そちらの方が元に戻すことも容易でおススメです。

時期によってはイベント等を行っていて、行くだけで楽しめる+縁日や抽選会などある

時期によってはイベントなどがあります。

特にシンスケが住宅公園に行ったのは年末年始だったので、福袋や運試しのような抽選会などがたくさんありました。
奥様方にはうれしい洗剤セットや台所用品の詰め合わせ、子供にうれしいお菓子詰め合わせ、さらにはポニーの搭乗体験までありました。

(建築を前向きに考える事を前提で)簡易測量などを無料でしてくれる

実は始めはパナホームで前向きに検討していました。
というのも、パナホームのタイル製のサイディング(外壁)に魅かれたからです。
光触媒で汚れを落としきれいな状態を長期間維持するので、外壁塗り替えが不要で、後々の維持費が安くなる特徴があります。
しかし、「タイルは重く、鉄骨でしか採用できないので、パナホームでしかできない。」と言ううたい文句に魅かれていました。

しかし、その後、光触媒のサイディングはどこのメーカーでもオプション選択できることがわかり、割高なパナホームをお断りさせて頂きました。

※光触媒については後日、詳細記事作る予定です。

その際、建築予定地の簡易測量を無料でしていただけました。

もちろん簡易なので、正式に建築する際の測量図としては使用できませんが、色々建築計画を立てるのには後々とても役に立ちました。
土地を買って家を建てる人にはあまり意味がないかもしれませんが、今回のように既にある土地、特に昔からあって正確な測量図などが無い場合はとても助かると思います。
※あくまで、前向きに建築を検討した場合にしてあげてください。プロの測量士さんが図ってくれるので頼めばそれなりの費用がかかるものだと思います。

ファイナンシャルプランナーなどのアドバイスを無料でしてくれる

ファイナンシャルプランナーなどのアドバイス・資金計画を無料で受ける事ができます。

シンスケは1時間の相談を受けた事があります。
ただし、これに関してはシンスケは少し思うところがありまして、後日別記事でここに関しては詳細に書きたいと思います。

素直に楽しい

素直に楽しかったです。
各メーカーが工夫やもてる技術をふんだんに使って作ったモデルハウスは、「こんな家に住みたい!!」と思い、わくわくどきどきしました。
以上がシンスケが感じたメリットです。次はデメリットを紹介します。

住宅公園に行くデメリット

一度営業に捕まると1~2時間逃げにくい空気が発生する

営業さんも仕事ですから。
さらに数千万円の買い物してくれる(可能性がある)お客さんですから、すっぽんのように噛みついてきます。
一度話が始まると本当に逃げにくい空気が発生します。

モデルハウスはいわゆるお金持ちサイズ(広い)なので、一般庶民には少しイメージに欠ける

基本70~90坪位の家がほとんどだった気がします。
一般的なサラリーマンの家は30~40坪くらいだと思いますので、あまり当てにならないといいますか、モデルハウスと同じ家を建てようと思うと、目が飛び出る位のお金がかかります。

ぐいぐい来る営業に捕まると、家に来る約束まで取り付けられる場合も

経験談です。
「新しい家を建てるには、今現状の家に何があってどいうった生活をしているか把握しないといい家が建てられない」とかなんとか・・・と言われ翌週には家に営業が来ることになってしまいました。
そして断りにくい空気全開です。
もちろんその翌日電話でお断りしました。

基本、大手住宅メーカーがほとんど。

住宅メーカーに展示できるのは、大手のコマーシャル料を十分に払えるハウスメーカーとなります。
なので、安心感がある住宅メーカーではありますが、同時に坪単価はかなりお高めになります。
坪単価が高い=建築費+コマーシャル料金含むという意味でもあります。

一日掛の仕事になる。子ずれでは結構大変

一回営業に捕まると2時間くらいそのハウスメーカーのモデルルームから出れないので、数メーカー見るだけでも結構な時間がかかります。
結構体力いります。
なお、すっぽんのような営業さんたちですが、その後電話がかかってきても、「他メーカーで決めた」というと一切電話がかかってこなくなるので、ねちねちと電話がかかってきて困るといったことはありませんでした。

まとめ

いくつかの住宅公園に回って、色々なハウスメーカを見て回ったシンスケの考えは以下のようになりました。
あくまでも個人的意見ですが、これから住宅公園に行くか迷っている方や、追加情報が欲しい方の参考になれば幸いです。

    • いろいろ取り入れたい部分がたくさんあった
    • 宣伝や口文句では良さそうだが実際はいらない(と思われる)オプションも良く分かった。
    • ハウスメーカーは坪単価が思った以上に高い(その中にもピンキリがあるが)
    • ハウスメーカーはお抱えのデザイナーやプランナーがいて、素人でもある程度いい家が出来そう
    • ハウスメーカーは耐震性能などは基本耐震3(一番頑丈な家)
    • でも地域の工務店は坪単価が安いが耐震が不安だったり、アフターサービスが不安(倒産する可能性など)
    • 工務店はその工務店のセンスというか力量によって良し悪しがかなり変わりそう
    • ハウスメーカーで予算的に合いそうなメーカーは「タマホーム」か「泉北ホーム」くらい

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Posted by sinsuke86